一人暮らしを始める際には、寝具は必ず必要となりますが、布団とベッドではどちらがいいのでしょうか？最初からベッドだったという方も、一人暮らしを始めたベッドにしてみたい！という方も、双方のメリットやデメリットをみてみてはいかがでしょうか？今回は、一人暮らしの布団とベッドのメリット・デメリット、それぞれの特徴やおすすめの人を解説していきます。
布団がおすすめな人やメリット！
まずは布団のメリットやデメリットについて見ていきましょう。引っ越した当日からでも寝具は必要となりますが、当初に仮に導入して以降、ベッドを導入せずに布団にしたという人も一定数いるようです。一人暮らしの布団のメリットについて見ていきましょう。
お部屋のスペースを有効に使うことができる：布団のメリット
布団を使っていない時には片付けることで、その分のスペースがあくため、あまり広くないお部屋でも広く使うことができます。ベッドを動かしたり隅に寄せることはできませんが、布団は片付けることにより広くスペースを保つことができます。「こたつをどうしても置きたいけどベッドをおくと狭い…」という理由でも布団を選ぶ方もいらっしゃいます。
また、ベッドのスペースが開くことで、友人を家に招待しても十分なスペースをキープすることもできます。最近では敷布団や掛け布団を専用の収納袋に入れることで、クッションやソファーのように使うことができるものも販売されています。
布団で寝る場所を変えるという方も
布団派の人から一定数聞かれたのが「寝る場所を変えることができる」というものでした。「朝が早い時は窓際で光が入るところで寝る」「空調が一番当たる場所で寝る」「気分によって寝る部屋を変えている」など、移動が容易というメリットを生かしているようです。
コストを安く抑えることができる：布団のメリット
基本的に布団はベッドよりは安く購入することができると考えていいでしょう。ベットはベットのフレーム本体とマットレスを購入しなければならず、布団よりも高くつ具ことになります。さらに、引越しなどで移動させる際にも、処分する際にも布団はベッドよりも安く収まります。短期間で引越す場合や、一時的な仮住まいの場合ベッドではなく布団で充分であると言えます。
固めの寝心地となる：布団のメリット
固めの寝心地がいいという人は布団のほうがいいと言えます。なお「布団がいいけど硬さが嫌だ」という方は、厚手の敷布団や折りたたみ式のマットレスを用いることで改善することができますので検討してみるといいでしょう。
洗ったり干したりして清潔に保つことができる：布団のメリット
布団は定期的に干したり洗ったりしなければならないので、年中敷いたままのベットよりも生活に保つことができます。しかし逆を言えば、床に直接敷くことから湿気が溜まりやすいため、日差しが強い日中に干すなど、こまめに手入れする必要があります。
なお、寝ている時にはたくさんの汗をかいており、気温29度で8時間睡眠するだけでも約500mlの汗が出ています（出典：大塚製薬佐賀栄養製品研究所データ 2000）。ベッドでもシーツなどは定期的に洗濯などはしなければなりません。
参考外部リンク：ポカリスウェット「”シーン別”汗をかく量は？」
寝相が悪い人でも安心して眠ることができる：布団のメリット
ベットで寝ていると、掛け布団を落としてしまったり、時には自分が落ちてしまうという人もいるかもしれません。そのような寝相が悪い人でも布団であれば安心して眠ることが可能です。
布団のデメリットは？
布団のデメリットとしては、以下のようなものが挙げられます。まだどちらにするか迷っているという方も、一人暮らしの最初に一旦布団を購入してみてもいいかもしれません。
さらに、布団はしきっぱなしにしてしまうとカビが生える原因となります。万一フローリングにカビが生えた場合、退去時の修繕費用が高くつく可能性もありますので注意しましょう。
- 腰や肩が痛くなる人がいる
- しっかりと片付けなどをしなければならない（カビの原因に）
- 床の布団がマイやすい
- くたりがはやい
- 床からの距離が近いため床のホコリが気になる
ベッドがおすすめな人やメリット！
「一人暮らしではベットに憧れていた」という方も多くいらっしゃいます。布団しか考えていなかったという方も、ぜひ一度ベットのメリットを見てみてください。
インテリアとしてできる：ベッドのメリット
ベッドを1つのインテリアとして扱うことができます。SNSなどでの「お洒落なひとり部屋」などでもベッドが導入されているものが多いです。様々なお部屋コーディネートをみてみるといいでしょう。
布団よりも寝やすさが快適という声が多い：ベッドのメリット
あくまで好みによりますが、ベッドのほうが布団よりも寝心地がいいという声は多く聞かれます。
ベッドは床からの距離が離れているため、床から伝わる温度が遮断されます。そのため夏は涼しく、冬は暖かくなる傾向があります。さらに、床に布団をしくのに比べて体も痛くなりにくいです。なお布団は床と距離があるため、床のホコリなどが見えるのが嫌だという声もありますが、ベッドであればその心配もありません。
収納スペースが欲しい人：ベッドのメリット
収納スペースがついたベットや、マットレスと床の距離がある物を購入することによって、ベッド下を収納スペースとして使うことができます。洋服などを入れている方が多いほか、ベットの床板のスペースに普段使用しない物や季節的に使わないものをを入れておくという方もいます。
なお布団も片付ければその部分はスペースとできますが、その布団を収納するスペースが必要になります。
いつでも寝れる場所が欲しい人：ベッドのメリット
「帰った瞬間にベッドにダイブしたい」という方は多くいるようです。また、「シャワーを浴びないとベッドには行きたくない」という方でも、「布団の敷いたり片付けたりするのが面倒」という思う場合は、カビなどのリスクを考えるととベッドのほうがいいでしょう。
楽に起き上がる時ができる：ベッドのメリット
ベッドだと布団に比べて高さがあるため、一度座ってからゆっくりと起き上がることができます。腰や足に負担が少ないほか、体調不慮の時などにいいという意見があるようです。
ソファー代わりにもできる：ベッドのメリット
ベッドをソファー代わりにしている方も多いです。実際一人暮らし用の1Kの間取りなどの場合、ソファーのスペースがないことも多く、ベッドをソファーとしても使用している方も多くいらっしゃいます。
ベッドのデメリット
なお、ベッドのデメリットとして以下のようなものがあげられました。
- 模様替えが大イベント
- 寝相がが悪いと落下する
- マットレスの洗濯は重労働
- ベット下にホコリが溜まりやすい
- 処分に費用が高い
一人暮らし開始後によく考えてからベッドを購入しても問題はない
ここまで、一人暮らしの布団とベッドのメリットやデメリットについてみてきました。今までどちらを使っていたなどはあるかと思いますが、それぞれの強みなどを見て決めてみるといいでしょう。
「ベッドはゆっくり決めたい！」という方の場合、まず安価な布団を仮の寝具として購入し、後にベッドを購入するという人も多くいらっしゃいます。その後に布団を廃棄しても、お客様様の布団にすることもいいのです。
せっかくの一人暮らし、ぜひ寝具においてもじっくり決めてみてください^^
