一人暮らしで炊飯器が必要か迷ってるという方はいらっしゃいませんか?自炊をする場合、お惣菜などを買ってきてご飯のみ用意する場合など、自宅でご飯が必要となることは多いものの、様々なデメリットがあるのも事実です。今回は、一人暮らしで炊飯器を購入するメリットやデメリット、その他のご飯を炊く方法や注意点などを解説していきます。
炊飯器があるメリット
それではまずは、炊飯器があるメリットを見ていきましょう。現時点で炊飯器の購入予定がない人も、一度目を通して見るといいでしょう。
タイマー機能と保温機能
多くの炊飯器には「タイマー機能」と「保温機能」が付いています。実際に一人暮らしでも朝起きる時間や夜帰宅する時間などに炊き上がるようにセットしておき、炊き立てのご飯を食べているという方は多くいらっしゃいます。また、炊飯器以外のご飯をたく方法の場合、「夜にセットしておいて朝に食べる」というようなことはできません。
毎日ご飯を食べる上では、このタイマー機能と保温機能は非常に便利です。
炊いて放置することができる
炊飯器でご飯を炊く際には、ご飯と水などをセットしたあと、ボタンを押すだけです。早朝寝る前に炊飯を始めようと、炊き始めてからコンビニなどに外出することも可能です。例えば鍋でご飯を炊く場合、そばを長時間離れることは危険ですが、炊飯器であれば基本的には問題ありません。ご飯を炊いている間でも自由な時間となることが、炊飯器の大きなメリットなのです。
毎回同じ出来上がりにできる・ご飯を失敗することがない
これも当たり前だろと思われるかもしれませんが、炊飯器に記載されている通りの分量の水を入れれば、毎回同じ炊き上がりをしてくれます。故障していたり、水の分量を間違えたりしていなければ、失敗することはないのです。比較的炊飯器以外のご飯を炊く方法を取ると、思わぬ形で炊くのを失敗してしまうこともあります。
様々な機能が付いていることが多い
炊飯器には保温調理などの炊飯以外の機能が付いていることも多いです。これを利用して肉じゃがローストビーフなど様々な料理を楽しむ方もいます。
こだわった自炊をする予定の方は、高機能な炊飯器の購入を検討してもいいかもしれません。
外部リンク:炊飯器レシピが優秀すぎる!材料入れてスイッチ押すだけの簡単レシピまとめ
炊飯器があるデメリット
それでは逆に、炊飯器があるデメリットについて見ていきましょう。
置く場所に困る
炊飯器の置く場所に困っているという声は多いです。一人暮らしのキッチンは基本狭いほか、レンジラックなどを置く場所にも困ります。炊飯中は蒸気がでるほか、形も少し特殊です。使用していないときの置く場所も困るという声もよく聞きます。ただでさえ様々なものに溢れやすいキッチン周りに、炊飯器の居場所を作るのが難しいことも多いのです。炊飯器がないと逆にそのスペースを考えなくていいというのが1つのメリットといえます。
洗うのが面倒
炊飯器は様々なパーツに分かれています。使用するたびにそれぞれの部品を洗わなければなりません。これが非常に面倒という声は多いです。(他のご飯を炊く場合でも結局洗い物はでますが。。。)
値段がそこそこする
炊飯器の値段は、数千円のものから5万円を超えるものまで様々です。高級なものでは、まるで土鍋などで炊いたように美味しく炊けるものもあれば、冷蔵庫や炊飯器とのセットで安く購入できることもあります。
購入を検討しているのが一人暮らしの準備中であれば、何かと様々な出費がかかるはずです。安いものを買って失敗するのは嫌だけど、そこまで高い予算はまだかけられないという方もいらっしゃるかと思います。
ある意味炊飯器は、絶対に買わなければならないものではありません。必要だと思った際に、購入するのも遅くはないかもしれません。
本体や機能を使わないこともある
炊飯器を購入したものの、いざひとり暮らしを始めると自炊をせずに、使わなかったという方もいます。また、「保温」機能も一人分を炊いて終わるか、たくさん炊いてその日に食べない分は冷凍するので使わないという方もいます。炊飯器本体や、その機能が結果的に無駄になってしまう可能性を秘めています。
このように、いざ当たり前のように購入したけれど、実際に使ってみるとほぼ使わなかったという失敗は多くあります。必要最低限のものを揃えて、その後は必要だとおもったら購入するのがおすすめです。
オマケ「食べすぎる」
また、これを炊飯器のデメリットとしてあげるかは微妙なのですが、「炊き立てのご飯が美味しくて食べすぎてしまう」という意見がありました。数日分を炊いた際に、せっかくの炊き立てご飯だからあじわっておこうとお腹いっぱい食べてしまう意見がありました。これは正直炊飯器のデメリットではないかと思うのですが、念の為ご紹介します。
炊飯器を持たない人がご飯を用意する方法
それでは、一人暮らしで炊飯器を持っていない・使わないでご飯を用意する方法についてみてきましょう。
鍋などで炊く
炊飯器を使わずに鍋などでお米を炊くという人もいるようです。炊飯器と比べると手間がかかるものの、そこまでしょっちゅうご飯を炊くわけではないため問題ないというかたがこの方法をとっているようです。
さらに土鍋などを使用することで、「おこげというプラスアルファもあり、炊飯器よりも美味しく炊ける」という声もあり、炊飯器を持っていたけど鍋で炊いているという人もいます。
しかし、ご飯を炊いている間「コンロが長時間埋まる」こととなります。そのため、自炊をしている方からすると「1つコンロが鍋で埋まってしまう」のです。加えて、炊いているときにそばから離れることができません。当然ながら外出は難しいです。炊飯いのようにスイッチを押して放置ということができないのです。加えて、仕上がりに毎回差が出てします。
パックご飯(炊かない)
自分でご飯を炊くことはせず、レンジですぐにできるパックご飯を食べているという方も多くいます。炊飯器などを使用すると数十分炊き上がるまで時間がかかるものの、パックご飯であればレンジで2分ほどで食べることができます。時短目的や、そのときの気分で食べるものを決めたいという方がこの方法をとっているようです。
ただ基本的にはご飯を炊くよりも高くついてしまうことが多いようです。
電子レンジ
お米を電子レンジでご飯を炊くことができる容器が販売されています。百円ショップなどでも購入することができます。なお、水につける時間などを考慮するとそこそこ時間はかかります。加えて、電気代も高くついてしまうことから、「少量のお米が偶然手に入った」というようなケースを除き、常にこの方法をとっている人はあまり多くないようです。