二重窓とは？
二重窓とは、「内窓」「インナーサッシ」などとも呼ばれ、窓サッシが二重になる窓のことです。混合されやすいものとして「複層ガラス（ペアガラス）」はガラスだけが二重になるのに対し、二重窓の場合窓サッシが二重になり、気密性や断熱性を高め、遮音効果も期待できます。
インナーサッシのメリット
二重窓のメリットについてご紹介していきます。
断熱性が高い
二重窓にすることで、窓と窓の間に空気層が発生します。外気と部屋の間に二重窓による空気層が断熱材のような役目を果たすことで、断熱性が向上します。これにより、冷暖房が効果的になり、結果的に省エネも期待できます。
防音性が高い
二重窓は防音性が高くなります。サッシが二重になっていることで隙間なども生まれにくいほか、機密性が高いことからこのようになります。
結露を防ぐ
「結露」は、外の気温と室内の気温が大きい場合に、室内の水蒸気が窓際で急速に冷やされることによって発生します。二重窓にすることにより、室内と外、二重窓の間という3層になり気温の違いが軽減されるため、結露が発生しにくくなります。また、二重サッシに使用されているサッシ部分の素材も、結露に強いことが多いです。
二重窓のデメリット
なお「基本的に二重サッシによる欠点」はあまり存在しません。あくまで「おそういった意見もある」程度のもので考えておくといいでしょう。
- 窓を二階開ける事になり手間になる
- 掃除の手間が多くなる
- 賃貸の場合グレードが高い物件のことが多く、家賃が高い傾向がある
