「モニター付きインターホン」は、家探しの際にセキュリティの面で重要視される条件の1つです。特に一人暮らしの場合は、急にインターホンがなった場合不安になってしまうものです。「ネットショッピングの荷物が届いたと思ったら勧誘だった…」ということもあります。新たな住居探しの際にに「TVモニター付きインターホン」を条件の1つにしてみてはいかがでしょうか？今回は、モニター付きインターホンのメリットや特徴などについて解説していきます。
モニター付きインターホンとは？
TVモニター付きインターホンは、玄関のチャイムの部分に小型カメラがついており、室内にあるモニターで来訪者を確認できるインターホンです。受話器のものだけでは声でしか確認することができませんが、来訪者と話すことなく顔を角煮することが誰かがわかるため、オートロックや防犯カメラと同様、セキュリテイを守るうえで重要な設備です。近年ではスマートフォンで来訪者を確認できるものもあるなど進化も続けています。
モニター付きインターホンのメリット
さて、ではモニター付きインターホンがあると、具体的にどのようなメリットがあるでしょうか。なお「TV付きインターホンのデメリットはほぼない」と考えていいでしょう。
防犯上優秀：モニター付きインターホンの強み
ドアを開けたり話さなくても来訪者を確認できるのは大きなメリットと言えるでしょう。特に一人暮らしの場合、突然の来訪者には不安になるものです。会話をせずとも、誰がきたのかを映像で確認できるのは大きなメリットと言えるでしょう。また、不在時間を確認するためにチャイムを鳴らす空き巣も存在します。このような空き巣を完全に撃退できるわけではありませんが、一定以上の牽制はできると言えます。
セールスの撃退：モニター付きインターホンの強み
意外かもしれませんが、いまだに多くの飛び込み営業は存在します。インターネットや新聞、保険など様々です。NHKの料金回収、宗教関係、場合によっては詐欺師なども存在します。特に一人暮らしの場合、対応する必要のない来訪者に不用意にドアを開ける必要はありません。スーツを着用している営業マンなどをモニター付きインターホンで確認できれば、対応する必要はないのです。
なお、もしモニター付きインターホンがなければ、居留守をするにも抜き足差し足で静かにドアに近づき、覗き穴で確認するしかありません。
モニター付きインターホンがない場合の対処方
さて、モニター付きインターホンがない場合にはどのようにすればいいでしょうか。対応方法などを見ていきましょう。
基本的にドアはすぐに開けない
特に一人暮らしの場合ですと、来訪者とのトラブルは徹底して避けるべきです。面倒でも以下の順番で対応すると危険などを防止することに繋がるでしょう。
- 覗き穴から確認し対応する必要があるかを判断する
- ドア越しまたはインターホン越しに用件を確認し対応が必要か判断する
- 対応が必要だとしてもチェーン付きでドアを開け対応・確認する
- チェーン越しに対応できない場合チェーンを開けて対応する
荷物などの受け取りの場合チェーンを開けずに受け取りがちになりますが、念のためチェーンを閉めたままであけてから対応するといいでしょう。
賃貸にTVモニター付きインターホンを取り付けられる？
原則、賃貸物件の勝手にTVモニター付きインターホンを取り付ける工事をすることはできません。しかい、管理会社や大家さんに相談することで、取り付けてくれる可能性もゼロではないため、どうしてもモニター付きインターホンを取り付けたければ、一度相談するといいでしょう。なお工事に手間も時間もかかるほか、現場復帰のために元に戻す工事も必要がでてくることもあります。
近年では工事なしのワイヤレスドアモニターも
ワイヤレスドアモニターとは、配線といった工事なしで設置できる防犯用のドアモニターで、購入することでモニター付きインターホンのようにすることができます。家の壁に穴を開ける必要がなかったり、モニターの変わりにスマートフォンで確認できるものもあるため、現在の家にモニター付きインターホンでない場合などは検討してみてもいいかもしれません。しかし、オートロックなどの場合エントランス部分に設置するのは非常に難しいと言えます。
モニター付きインターホンのさらに便利な機能
近年のインターホンは進化試続けており、以下のような便利な機能つきのインターホンも出てきています。家探しにおいてTVつきインターホンを重視する場合、以下のような機能が備わっているかを確認するといいでしょう。
広角カメラ
広角カメラ対応のものは、普通のカメラより広い範囲を写すことができます。カメラの映る範囲が狭いと、来訪者がカメラの位置からずれてしまっていては誰か確認することができません。また、不審者はチャイムを慣らしたあと映らないように隠れて、ドアを開けさせようとする可能性もあります。カメラがどの範囲で映るのかは確認してもいいかもしれません。
自動録画機能
TVモニター付きインターホンには、訪問者がきた際の動画や画像を記録できる機能がついている者があります。これも防犯機能のアップに繋がるほか、家にいて対応したときだけでなく、留守の時でも残っていますので、留守中にだれがきたかも記録することができます。また、留守中に来訪者があったことを通知してくれるものも多いです。
LEDライト
せっかくテレビモニター付きインターホンがあっても、特に夜間など周囲が暗いときに、カメラで来訪者が十分に確認できない場合があります。特にアパートなどであかりが十分でない場合にこのケースが見られます。加えて夜間でも来訪者がしっかりと照らされるのは、防犯機能のアップが期待されます。
ハンズフリー
今までは受話器型のインターホンが主流でしたが、現在は指先で一度触れるだけで通話状態になり、手が塞がっていても対応できるものも主流になっています。音が届く範囲なら会話ができることも一つのメリットと言えるでしょう。
TVモニター付きインターホンはあると安心
上記のようにTVモニター付きインターホンは防犯上を中心に大きなメリットがあるだけでなく、デメリットはほぼないと考えていいでしょう。最初からモニター付きインターホンでなくても対応する方法もないわけではありませんが、できれば最初からあったほうがいいと言えるでしょう。
特に女性の一人暮らしなどは、モニター付きインターホンを家探しの条件にしてもいいかもしれませんね。
