二段階オートロック（ダブルオートロック）とは？

ダブルオートロックとは？

ダブルオートロック（Wオートロック）とは、二段階オートロックとも呼ばれ、オートロックの物件のようにエントランスから建物の中に入るときに加え、エレベーターホールに進む際、エレベーターで行き先の回数を指定する際にも鍵をかざしたり、インターフォンを押す必要があるオートロックのシステムのことです。

物件の入り口から自宅に入るまでに、

1. エントランス
2. Wオートロックの箇所（エレベータホールやエレベータなど）
3. 自宅の部屋

と最低でも3回以上開錠する必要があり、セキュリティが非常に高くなります。

通常のオートロックの物件ではセキュリティは高いとはいえど、共連れ（住居者が帰宅した際などに一緒について入る）などによって、建物の中に侵入される可能性は残っています。しかし、二段階オートロックの場合、ただエントランスに入るだけで止まってしまったり、鍵やインターフォンを押さなければ先に進めないなど、さらにセキュリティーが向上します。

多くの物件の場合、様々な防犯機能も併設

多くの高級賃貸では、この2重オートロックが導入されています。そのため、Wオートロックがある物件においては、防犯カメラや管理人常駐など、防犯面において優れていることが多いです。

ダブルオートロックの物件は家賃は高くなりやすい

上記のようにダブルオートロックが採用されている物件では、全体的にセキュリティ面が優れていることが多いです。しかし、その代わり家賃や管理費も相場より高額になることはおさえておきましょう。

来客の場合複数回対応する必要あり

通常のオートロックの物件の場合、来客があれば、

1. エントランスで部屋番号を押す
2. 部屋のドアの前でチャイムを押す

という工程になりますが、Wオートロックの場合、

1. エントランスで部屋番号を押す
2. Wオートロックの箇所で部屋番号を押す
3. 部屋のドアの前でチャイムを押す

という流れになるため、最低1回以上インターフォンで対応する回数が増えることになります。