一人暮らしの住む駅を決める際に、「通勤の快適さ」は重要なポイントの1つです。”満員電車で会社に着く頃には疲れてしまっている”方もいるかもしれません。その軽減・解決方法として「始発駅に住む始発電車に乗車して通勤する」という選択肢を考えてみてはいかがでしょうか?今回は一人暮らしで始発駅に住むメリットやデメリット、実際に住んでいる人の声を紹介します。
「通勤の快適さ」と「通勤時間」の重要性で始発駅のメリットが増減する
始発駅によって始発電車に乗れば、快適な通勤時間を過ごすことができます。「始発駅に住んでよかった!」という人は、その始発電車のメリットをフルに生かしている人ばかりです。
しかし始発電車に乗ることができる代わりに「通勤時間」が長くなるといったデメリットが存在します。始発駅に住んで後悔したという人は、「通勤の快適さよりも通勤時間の短さが重要だった」ケースや「事前の調査不足で結果的に始発電車を生かすことができなかった」という声が多く聞かれました。
それでは、始発駅に住むメリット・デメリットを細かく見ていきましょう。
始発電車で座って通勤することができる:始発駅に住むことのメリット
始発電車の駅に住む、またはその付近に住み始発電車乗ることの最大のメリットは「ほぼ確実に座って通勤ができる」ということです。実際通勤ラッシュの際の朝の電車のなかでは、読書やスマートフォンをいじることすら難しく、ただただ駅に到着するのを待つしかないこともあります。
何本かに1本の始発電車が発車する少し前にホームに到着し、始発電車をまって乗り込めば、通勤の時間を有意義に過ごすことができるようになるのです。
始発駅により「座って通勤する」メリット
始発駅で座ることを想定して、「満員電車を座って通勤するメリット」を見ていきましょう。
まず、立っているのに比べて圧倒的に疲れません。電車が急停止しても転んで怪我をするリスクも軽減できます。満員電車で人身事故など発生した時にはもはや自宅です。また、満員電車で疲れている人が多いなか、押した押していない、足を踏んだ踏んでいないといったトラブルに巻き込まれることも少ないです。それだけではなく、仮眠に充てる、読書をするといった自分の時間に充てることもできます。女性であれば痴漢被害の可能性も減り、男性であれば痴漢に間違われることや冤罪も予防することができます。「楽」という以外にも、満員電車を座って通勤することには大きなメリットがあるのです。
【リアルな声】始発駅に住んでよかった!
始発駅に住んでよかったという人の多くが、始発電車に乗り通勤することによって、通勤通学時間を快適に過ごしているようです。また、トラブル予防のために始発駅に住んでいる人もいます。会社から交通費が出るケースも多いため、少しくらい遠くても快適なのがいいという声が多いようです。
- 朝のニュースチェックを電車内で行っている
- ずっとスマホゲームができる
- 朝のラッシュが本当に嫌い
- 朝の電車で寝ることができるようになった
- 電車での読書が週間になった
- 毎日映画やアニメを楽しんでいる
- 痴漢が減った
- 冤罪の心配がない
- トラブルに巻き込まれない
- 満員電車で体調を崩さなくなった
- もう満員電車で立つことはできない
なお、他にも「始発駅はターミナル 駅となっていることも多く、意外にも交通の弁がいい駅が多いとも言われています。これは始発駅だけのものとは限りませんが、始発駅に住んだことによって結果的に定期券内の場所が多くなり、途中下車を楽しんでいるという声も聞かれました。
始発駅に住むことのデメリットは?
都心に向かう郊外の始発駅の場所は、比較的都心から距離がある場所が多いです。さらに、その始発駅から発車する全ての電車が当駅始発となるわけではありません。いくつかある始発電車を調べて、その電車に乗るように通勤しなければなりません。そのため「結果的に通勤時間が長くなってしまう」ことを嫌ったり、余裕を持って始発電車に乗るよりも、朝の時間を大切にしたいため、結果的に必要なかったという失敗談が多く聞かれました。
なお、始発電車の駅は、特に都心であればあるほど比較的家賃相場が高くなる傾向があります。そのため都心の始発駅は少しハードルが高いといえるでしょう。しかし、そもそもそのくらいの家賃がだせるのであれば、他にも選択肢となる駅が増えていきます。一定以上都心から離れた始発駅は都内周辺に比べれば高くありませんので大きな問題とはなることは少ないです。
【リアルな声】始発駅にすまなければよかった…
始発駅に住んで失敗したというよりも、他に優先したいものがあったというものや、始発駅というよりも通勤時間が長い事によるデメリットがあげられています。
- 毎日朝がギリギリで始発電車に乗れていない
- 帰宅時間が結果遅くなってしまった
- 都合のいい時間の始発電車がない
- 人身事故や天災などが発生すると会社にいく方法がない
- 新型肺炎の影響で電車が多少空いたのでこれならどの電車でもいい
- 始発駅の隣の駅に住んだが乗り換えがめんどくさい
- 同じ家賃ならもう少し会社の近くに住めばよかった
- 毎日凄まじく通勤に時間を使っていることに気づいていまった
- 始発駅を選んだが乗り換えが必要で結果的に満員電車に乗ることになってしまった
通勤時間・乗り換え回数も重視しよう
始発駅を選ぶうえでは、「乗り換え回数」や「通勤時間」もしっかりと考えた上で選ぶようにしましょう。一人暮らしをしている社会人の多くが、乗り換え回数がない駅を選んでいるほか、通勤時間をもっと短くすればよかったというのは、最初は妥協していたものの、後悔することが多い条件の1つです。
駅を選ぶ際には、通勤回数の次に周辺環境を
ひとり暮らしの最寄り駅を選ぶ際には、通勤時間や利便性と同様に「周辺環境」も重視しましょう。駅によりますが、始発駅は主要駅から距離が遠いことも多いほか、比較的利便性に乏しいことも多いです。何が家や駅の近くにあると便利なのか、何があったら嫌なのかは整理しておくといいでしょう。
駅選びは「通勤の快適さ」を求めるために始発駅という選択肢も
「一人暮らしの住む駅選び」において、通勤や通学のしやすさから選ぶという方法があります。その中で「通勤の快適さ」が欲しいのであれば、始発駅を選択肢に選ぶというのはいかがでしょうか。東京圏にも非常に多くの始発駅が存在するため、都合のいい路線から絞りこむのもいいでしょう。
また、乗り換え案内アプリで当駅始発の情報を検索することができるサービスも存在します。
外部リンク:YAHOO!路線情報「当駅始発の列車が分かるようになりました!」
同様に通勤通学から絞りこむにしても「なるべく時間がかからない駅を選ぶ」「目的の駅まで乗り換えが少ないものを選ぶ」といった方法もあるほか、プライベートやライフスタイルから絞りこむという方法もあります。
特に初めてのひとり暮らしの場合、「自分が何を優先したいのか」自分自身でもわからないこともあるはずです。一度「ひとり暮らし選びのプロ」に話を聞いてみるのはいかがでしょうか?
新生活ドットコムが運営するInstagram「ひとりグラム」でも、これから一人暮らしを初める人に向けて様々な有益情報を提供していますので、ぜひこちらもご覧ください。