システムキッチンとは？どういう意味？
システムキッチンとは、ビルトインキッチンとも言われ、シンクやコンロ、収納や作業台といったキッチン設備が全てワークトップで一体化したキッチンのことです。シンクやコンロなどの間に「継ぎ目」がなく、利便性だけでなく、デザイン性も高いという特徴があります。
近年では一人暮らしの物件でもシステムキッチンが導入されている物件が増加傾向にあり、人気の条件の1つとなっています。
「一人暮らしをしたら自炊する！」という方も、料理が趣味な方も、システムキッチンを選ぶことで料理のモチベーションも、利便性も向上するかもしれません。
システムキッチンでコンロは持ち込む？買う必要はある？
システムキッチンの物件はコンロが備え付けでついていることが一般的なため、コンロを別途こうぬうして持ち込む必要はありません。
しかし、「掃除をするのが楽」という理由でIHを別で購入する方もいらっしゃいます。
システムキッチンの対義語は「ブロックキッチン」
一方、システムキッチンではないキッチンを「ブロックキッチン（＝セクショナルキッチン・コンビネーションキッチンとも）」といいます。
ブロックキッチンの場合、基本的にはコンロはついていないため、入居の際に自分自身でコンロを用意する必要があります。（※備え付けの物件もあります）
システムキッチンというだけではキッチンの広さはわからない
なお、システムキッチンというだけでは、キッチンの広さは判断できません。間取り図や、実際に内見をしてみて確認するといいでしょう。
システムキッチンの3つのメリット
それでは、システムキッチンにはどのようなメリットがあるのか、ご紹介していきます。
掃除や手入れがラク：システムキッチンの3つのメリット
システムキッチンはキッチン設備が一体化しているため、それぞれの間に隙間や段差がありません。そのため、埃や汚れが貯まる部分が少なく、手入れが簡単で手軽というメリットがあります。
掃除用のシートで拭くだけでかなり綺麗になり、調理場を清潔に保ち安いです。
デザイン性が高い：システムキッチンのメリット
システムキッチンは比較的築年数の浅い物件などに多いこともあり、全体的におしゃれでデザイン性が高いことがほとんどです。
各メーカーともに主力級の商品でもあるため、デザイン力や技術力を集約したモデルがあることが多いです。
機能性が高い：システムキッチンのメリット
システムキッチンは一体化していることもあり、料理や洗い物、収納といった動線が計算されており、ストレスなく行動できます。さらにワークトップが1枚なこともあり、段差がなく調理もしやすいです。
近年では、オールスライド収納となっているタイプも多いなど、年々様々なモデルが登場しています。
自炊が中心になる方は、システムキッチンの物件を選ぶといいでしょう。
システムキッチンのデメリット
システムキッチンのデメリットとして「部分的に交換することが簡単ではない」ことが挙げられます。例えば「コンロが汚れてしまったからコンロだけ新しいものにしよう」というのが一大作業となってしまいます。賃貸の場合自分の判断で行うこともできません。
