一人暮らしをする家探しをする際に「築年数」というのは必ず出てくる条件となります。もちろん新しいほうが全体的な内装や外観は綺麗な傾向がありますが、家賃が高い傾向があるほか、築年数が経過していても綺麗であったり、設備が充実しているおすすめ物件も存在します。今回は、一人暮らしの物件探しをする際の
築年数とは？新築物件や築浅物件
築年数とは、その建物が完成してられてから経過した年数のことです。築年数が浅い物件や新築の物件は、内装も外見も綺麗なほか、建物や部屋の設備も充実している物件が多いですが、家賃は高くなりやすいです。また、築年数が経過している物件であれば、内装外装といった外見などに痛みが見られることも多いほか、セキュリティ面なども難があることもあります。
新築・築浅・築古とは？
築年数に関して、築年数があまり経過していない物件を「築浅」、一定以上経過している物件を「築古」といいます。建物が完成してから1年未満かつ、まだ誰も住んでいない物件のことを「新築」と言います。築年数が1年以内であっても、誰か1人でも入居をしたことがある物件は「築浅」となります。
近年では築年数が古くてもリノベーションされている物件も多い
近年では、築年数が経過している物件でもリノベーションが施され、綺麗かつ家賃が安いような物件あります。綺麗な物件がいいものの、築年数に特別こだわるわけでなければ、このようなリノベーション物件を候補に入れてもいいかもしれません。
アパートとマンションではマンションのほうが劣化しにくい
同じ築年数だとしても、マンションの方が劣化しにくく、アパートの方が劣化にしやすいという傾向があります。それはアパートが「木造」が「軽量鉄骨造」に対し、マンションは「鉄筋コンクリート造」か「鉄骨鉄筋コンクリート造」で作られていることに影響しています。すなわち、どのような建物のタイプかによっても劣化の進行具合も変わってくるのです。同じ築年数の場合、アパートのほうが劣化が進んでいる可能性があると考えておきましょう。
【まとめ】築年数による物件の違いのポイント
築年数が浅い物件、古い物件ではどのような違いがあるのでしょうか。築年数が経過している物件ほど、建物全体や内装が経過しており、家賃が経過している傾向があります。しかし、あくまで全体的な傾向であり、築年数が浅いから絶対にいい物件というわけではなく、逆に築年数が経過していても充実している物件は存在します。一般的な築年数ごとの差が出やすいポイントを見ていきましょう。
築年数による違い：外観や内装の綺麗さ
築年数が浅い物件の方が、建物の外観も、内装も綺麗です。デザイナーズマンションのような外観を売りにした物件も存在します。築年数が経過してしまっている物件は、汚れや痛みが出てきてしまっている物件も多いです。もちろん上記のようなリノベーション物件なども存在しますので、築年数が古い＝汚いというわけではないことは覚えておきましょう。
築年数による違い：住宅の設備
築年数が浅い物件のほうが、宅配ボックスやオートロック、独立洗面台、温水器便座など、家の設備や条件が充実している物件が多いです。さらにそれらの状態も良好なケースも多いです。10年以内であれば設備もまだまだ新築と劣らないような綺麗な物件もあります。比較的築年数が経過した物件でも、リノベーションによってこういった設備が充実している物件もありものの、まだ全体的に多いわけではありません。
築年数による違い：家賃
築浅物件は、築年数が経過している物件に比べて家賃が高めに設定されてることが多いです。立地などによっては築年数が経過していても家賃が下がりにくい物件も存在します。
築年数の違い：耐震性
地震が多い日本においては、「耐震性」も1つの材料にされることもあります。しかし、基本的に1981年6月1日以降に建てられている物件であれば耐震基準はクリアしています。これ以前の物件には耐震補強がどのように行われているのかをチェックするようにしましょう。
築年数の違い：虫が「比較的」出やすい
築年数が経過している物件のほうが、虫の侵入ルートが多く出没頻度が多い傾向があります。特に女性の方など虫が苦手かたには致命傷といます。しかし、虫の出やすさは築年数よりも物件の特徴に左右される部分が大きいです。内見などの際に、虫が出やすい物件かどうかを確認するようにしましょう。
物件の総合的にこだわるのであれば、築年数10年以内が1つの基準にはなるが、内見は必須か
一概には言えませんが、総合的に考えるのであれば、築年数10年以下の物件に絞って探すのがおすすめです。築年数が10年以内の物件であれば、比較的様々な設備が充実しているほか、外観や内装も綺麗な物件も多いです。しかし、築年数が経過している物件でもリノベーションにより、設備や内装が充実している物件も存在します。
「築浅物件だがあまり綺麗とは言い難い物件」が「築年数が経過しているが綺麗な物件」があるほか、インターネット上の写真のみで判断するのは非常に難しいです。失敗しないためにも、ぜひ一度内見は行うようにしましょう。
綺麗で安いお得な物件を見つけたい場合など、ぜひ一度プロに物件は相談するようにしましょう。
