社会人が実家暮らしで家に入れるお金はいくらくらいなのでしょうか?さまざまな家庭があるかと思いますが、社会人で実家暮らしをする以上、多少の金額は入れたほうがいいでしょう。今回は、実家暮らしの社会人で、生活費を入れている層がどれくらいいるのか、金額はどのくらいの金額なのかをご紹介していきます。
7割以上の実家暮らしの人が実家にお金を入れている
SUUMOが行った調査によると、約70%の人が実家暮らしの人が、いくらかを生活費として家に入れていることがわかりました。なお金額を入れる割合に男女比はあまりなく、男女とも実家暮らしの人が実家にお金を入れています。
出店:SUUMOジャーナル「実家暮らし派に聞いた! ズバリ、家にいくらお金を入れている?」(外部リンク)
実家にお金を入れない理由
なお、逆をいうと男女ともに2割強の人が、全く実家に入れていないことがわかります。「入れることができないケース」「いれなくていいケース」の大きく2種類に分かれますが、いれることができない場合、自身のキャリアを見直す必要があるほか、多少の生活費は入れたほうがいいでしょう。入れない理由のいくつかの例をご紹介します。
- 家の外食の費用を全て負担している
- 奨学金の返済に充てている
- 食費や公共料金、一部固定費を支払っている
- 親から何も言われていないから入れていない
- 一人暮らしや結婚するまでの貯蓄
社会人が実家に入れる平均金額は37,417円
なお、お金を入れている7割強の人の実家に入れている金額は、37,417円であることがわかりました。また、女子に比べて男子のほうが数千円ほど多く入れているほか、男女ともに年齢を重ねるにつれて入れる金額も増えているようです。
全体平均 | 37,417円 |
男性平均(20〜39歳) | 38,774円 |
女性平均(20〜39歳) | 43,255円 |
男性20〜24歳 | 31,786円 |
女性20〜24歳 | 24,706円 |
男性24〜29歳 | 36,212円 |
女性25〜29歳 | 38,911円 |
男性30〜34歳 | 39,792円 |
女性30〜34歳 | 37,364円 |
男性35〜39歳 | 47,308円 |
女性35〜39歳 | 43,255円 |
原則一人暮らしが実家暮らしよりも安くなることはない
また、家にいれる金額はさまざまで、人によっては5万円を超える方もいらっしゃいます。しかし、それでも一人暮らしをするよりも、全体としては安くなると考えていいでしょう。家賃、食費、水光熱費などさまざまなものがあります。
総務省統計局のの調査によると、一人暮らしのときにかかる「家賃以外の生活費」は約13万8,000円のようです。これに加え家賃も重なるため、実家暮らしが1人暮らしよりも高くつくケースはかなり稀と言えるでしょう。
出典:総務省統計局「家計調査(家計収支編) 調査結果」
しかし、一人暮らしにはさまざまなメリットがあります。実家暮らしもメリットはありますが、ぜひ一度一人暮らしを検討してみるといいでしょう。