一人暮らしをしている際に、予定していなかった時のインターフォンは驚きます。届くことを忘れていた郵便物や宅配便などならいいですが、訪問販売の営業マンが来ることもあります。しつこいことも多い他、優しい人ほどどうやって断るかを考えてしまいがちです。今回は「営業の断り方5パターン」と注意点や減らす方法をご紹介します。
営業かどうかわからない営業に注意
近年ではだいぶ減りましたが、「営業だとわからないようにしてくる訪問営業」は非常に多いです。
- 公的機関を装う
- アンケートなど簡単なものを依頼する
- 点検などといって建物すべてに来ているようにする
など様々です。冗談めいた一言目として「警察署のほうからきました」(『ほうは』方角のこと)というものもあります。「こちらのマンションに入居の皆様にお願いしています(お願いしているだけで回答しているわけではない)」など様々なです。
営業がどうかわからない人には「営業ですか?」と直接聞いてしまって問題ありません。特商法に基づき訪問営業ではあらかじめ勧誘目的を告げなければならないため、ここで営業や案内と回答があった場合、断ってしまって問題ありません。
どのような来客でもチェーンは外さない
一部の悪質な営業マンは、ドアをあければなかなかドアを閉めさせない営業マンも存在します。営業マンならまだしも、なんらかの犯罪に巻き込まれる可能性もあります。犯罪に巻き込まれる可能性が高い女性の場合は特に、どんなら客にもいきなりドアを開けず、開ける場合でもチェーンを外さないようにしましょう。
居留守:営業の断り方
営業の断り方として最もおすすめな方法は、居留守を使って断る前にそもそも出ないという方法です。宅配便がどうかはTVモニター付きインターフォンや覗き穴でわかります。マンションやアパートが行うしっかりとした水道やガスの点検であれば、事前になんらかの形でお知らせがきますし、そこで集金があることは原則ありません。その他の本当に重要な内容な場合でも、いきなり自宅にくるというのはあまり多くありません。
そこで「そもそも居留守を使って相手をしない」という方法が、最も使用されているかと思います。チャイムを鳴らされようが、ひたすら返事をせず無視です。特に夜などでは電気などから家にいることがバレバレかもしれませんが、相手をしなければ行けないわけではありません。故意的に居留守を使ってなくても、お風呂やトイレに入っている可能性もあります。無視をつづければ、いつか引き下がります。
普通に断る:営業の断り方
「それができないからこのページ見てるんだよ!」という声が聞こえてきそうですが、普通に断ってしまって問題ありません。「必要ありません」「興味ありません」「いりません」としてインターフォンを切ってしまっても問題ありません。一度断ってしまえば再び対応する必要はないのです。なお、何かを理由をつけて断ると、それは営業マンに話の種を与えてしまっています。もう同じ営業を受けたくない場合、キッパリと断ることが大事です。
家主じゃないふりをする:営業の断り方
どのような営業だろうと「自分は家主ではない」「留守番である」「今主人はいない」として曖昧にして断るという方法です。これだとその場での契約はできなくなりますが、「いつならいますか?」と聞かれたり、再度営業がくる可能性があり、根本的に解決しない可能性があります。
忙しいと断る:営業の断り方
おそらく直接的な断る方法以外は、「忙しい」という表現を使用して断る人が多いかもしれません。代表的なものとして、下記なようなものがあげられます。
- 忙しいので
- これからすぐに出かける
- 来客中
- 電話中
- 具合が悪い
なお、これらの発言をして、相手の話も聞かずにすぐに切ってしまっても問題ありません。おしの強い営業マンであれば、こういったものを全て切り返してきます。そうであれば、上記のようにはっきりと断るようにしましょう。
無視:営業の断り方
何かの拍子で出てしまい、営業だと気づいた際に、そこからの相手の話を全て無視するというのもある意味有効です。インターフォンの場合は切るだけです。インターフォンじゃなくても、ひたすら無視していればいつか帰ります。無視されていてはどうしようもありません。
強い口調で断るのは得策ではない
場合によっては、しつこい営業に苛立つこともあると思います。本当に忙しい時に時間を取られることも、切ろうとしているのに切らせない営業には気分を害すこともあるかもしれません。しかし強い口調で恨みを持たれるような断り方はしない様にしましょう。相手も人間ですので色々な人がいます。最悪の場合、嫌がらせなどトラブルに発展する可能性が捨てきれません。
なお「帰ってください」としたうえでも帰らなかった場合、しっかりと証拠を残しつつ、警察を読んでも問題ありません。
セールスお断りのステッカーで件数は軽減
「訪問販売お断り」のようなステッカーを玄関に貼ることで、若干ですが訪問販売が減ったという声が聞かれます。しかし、それでもくる営業マンは普通にチャイムをおしてきます。絶対になくなるということはないですが、軽減はされる可能性はあります。しかし、一部会社の中の研修で「セールスお断りのステッカーを貼っているということは、そもそも断るのが苦手な人だがらガンガン狙え」という意見もあるため、確実に減らせるというものではありません。
オートロックだと断るのも楽
なお、営業などを断るのが本当に嫌な場合、TVモニター付きインターフォンのオートロックの物件を選びましょう。上記の居留守の罪悪感がかなり軽減されることが多いです。ごく稀に、オートロックのほうでなく、なんらかの方法で玄関先のインターフォンを鳴らす営業マンも存在しますが、違法となる可能性もある行動ですので、まともに相手をする必要はありません。
セキュリティ面だけでなく、営業を断りやすいという意味でも、オートロックを必須の条件とする人は非常に多いです。