女性の一人暮らしは、男性に比べて犯罪に巻き込まれる可能性が高く、様々なことに注意しなければなりません。帰り道だけでなく、「家についた瞬間」でも、思わぬ犯罪に巻き込まれる可能性があります。今回は特に一人暮らしの女性が「家についた瞬間に気をつけるべき4つのこと」をご紹介していきます。
帰り道にももちろん気をつけよう
日本は世界的に見ると治安がいいとはいえ、特に夜に女性が一人で帰宅することは犯罪に巻き込まれ得る可能性があります。「帰り道を毎日変える」「スマホなどの”ながら歩き”をしない」「飲んだ日はタクシーで帰るな」ど、夜に帰宅する際には男性以上に気をつけて帰宅する様にしましょう。夜道を歩くときに関しては、こちらをご覧ください。
家についた瞬間に意識するべき4つのこと
家についた瞬間は安心して気が緩みやすいものの、そこを狙ってくる不審者も存在します。家について瞬間には、以下の4つのことを意識する様にしましょう。不審者というのは、常識では判断できません。以下のようなつきまとい行為があることは、頭にいれておきましょう。
外部リンク:福島県警察「つきまとい等の8つのパターン」
ドアを開ける前に周囲を確認する:女性が帰宅時に意識すること
家について鍵を開ける瞬間というのは、非常に危険なタイミングです。開けた瞬間に不審者に後ろから侵入される可能性もあります。オートロックの物件だとしても、不審者がすでに侵入している可能性も否定できません。鍵を開ける際にはしっかりと周りを確認し、周囲に人がいる際には、ドアを開けない様にするといいでしょう。
「ただいま」などと挨拶をする:女性が帰宅時に意識すること
女性の一人暮らしの場合、家に誰もいなくても、「ただいま」と声をかけたりして、家に誰かがいる様にするようにするのも効果的です。誰もいないのに声を出すのが慣れないという人のなかは、ぬいぐるみなどを置いて話しかけているという方もいます。
他にも、「男性用の下着を干す」「コンビニなどでは二人分以上買う」「部屋着などで出歩かない」など、女性の一人暮らしを思わせない工夫は大切です。
すぐに「チェーンまで」かける:女性が帰宅時に意識すること
帰宅して鍵をかける際には、ドアのロックだけでなく、チェーンまで閉める様にしましょう。そして、自分自身が出かけるとき以外、来客時などにも一度チェーンをかけたままの状態でドアを開けて確認するといいでしょう。もちろん来客時にも、用意にチェーンを開けて対応してはいけません。
帰宅時にすぐ電気をつけないOR常に電気をつけっぱなしにする:女性が帰宅時に意識すること
不審者に思わぬところから監視されていることがあります。物件の入るところまで尾行されており、外から電気がどの部屋に着くかを見ているということすらあり得るのです。入室後すぐに電気をつけるのではなく、少し時間をおいてからつけたり、常につけっぱなしにすることで危険は軽減することができます。
電車やエレベーター、コンビニなどでも注意
ここでは、帰宅して家についた瞬間のことを取り上げていますが、「電車」「帰宅時」「エレベーター」など、注意しなければいけないことはたくさんあります。「そんなとこまで気をつけなくても大丈夫だろう」と考える人も多いのですが、そもそもその様な不審者は普通の考えではありません。何をしてくるかはわからないのです。「気をつけすぎてこまる」ということは基本的にはないのです。
セキュリティの高い物件が安心か
そして、家賃は多少高くなるものの、女性専用マンションやオートロック、TV付きインターフォン、2階以上といったセキュリティの高い物件、地域を選ぶことがお勧めです。自身の収入などと相談し、セキュリティ面の優先度をあげてもいいでしょう。もちろん自分自身も日頃から防犯対策を行う様にしましょう。